2023年

12月の中旬ごろに、引越しをした。というのも、今まで住んでいた部屋は会社名義で借りていた部屋で、そこには3年目の終わりまでしか住めない規則になっていたからだ。 それにしても、改めて引越しというのは、本当に疲れる。何が疲れるって、まず「住居」と…

最近のこと

新玉ねぎが好きすぎる。スーパーに出回っているうちにと思ってここ数ヶ月はほぼ毎週新玉ねぎを買ってしまっていた。ただ輪切りにしてオリーブオイルで焼いて塩をふったやつを気に入って、リアルに2日に一度くらいのペースで食べている。だんだんと野菜売り…

春のせい

洗濯物を干しにベランダに出た瞬間、部屋の中より外の方がずっと暖かいことに、毎度新鮮に嬉しさを覚える。 春の風を感じるといつも思い出すのは、中学のソフトテニス部の体験入部のときのことだ。先輩たちのランニングの列の間に入って初めてアップに参加し…

1月のこと

年末にコロナ感染し、31日までは自宅待機しなければならなかったため、今年は初めて一人で年を越した。いつも通りの晩ご飯を少し早めの時間に食べて、Twitterのタイムラインを眺めながら紅白を観て過ごした。昔から、何だかんだで紅白が好きだ。あの雑多なお…

2022年

会社の飲み会というものを、社会人2年目にして初めて経験した。事業部長とかも来るような、結構ちゃんとしたやつ。結果、自分の社会性の欠如っぷりにまあまあヘコんで帰ってきて、挙句の果てにはそこで濃厚接触者となり、自分も陽性になるという散々な年末を…

洗濯物が乾かない

ほとんど手付かず状態のキムチの賞味期限が5日過ぎていたので、今週は毎日キムチを食べ続けていた。最初はそのまま白米に添えて食べたりしていたけど、途中で思い立って、キムチと豆乳とすりごまを合わせてその中に冷凍うどんをぶち込んでレンチンしてみたと…

夏から秋にかけての覚書

今年の夏も秋も、というか全ての季節がこの町で過ごす初めてのものになる訳で、今年は今まで以上に、季節の変化に敏感になっていたように感じる。 今住んでいる部屋は西側を向いていて、しかも窓がその一つしかないので、今年の夏はまあまあ地獄だった。冷蔵…

食べることは

友人に影響されて、最近は、毎週末にパンを焼くことにハマっている。強力粉とドライイーストさえ買ってくれば、あとは水と砂糖と塩を混ぜるだけで、ふかふかもちもちのパンができる。こんなにシンプルで良いだなんて知らなかった。一次発酵後のパン生地が、…

救われたい夜

先週はずっと、なぜだかとんでもなく気分が落ちていて、もうこの世の全てを呪ってしまいそうなくらいの勢いでどろどろの精神状態だったのだが、その原因がおそらく生理前だったからだということにようやく気がついた。たまーにこういう周期が訪れることがあ…

夕暮れのオフィス街に溶け込むように

いつの間にか5月になっていてびっくりする。気がつけば3ヶ月弱もここに来ていなかった。 ブログを書いていなかった間、新人OJT期間が終了して社会人2年目にぬるっと突入したり、初めて住む街で初めての一人暮らしを始めたりした。一人暮らしを始めてから、…

鬼も笑うわな

年末に投稿した記事で、「2年目になったら急に仕事に忙殺される日々を送っている可能性も大いにある」なんて書いていたが、2年目どころか、年が明けた瞬間から毎日残業続きの生活になった。ほんと、先のことなんて全くわからないな。とりあえず落ち着いたの…

暮れの元気なご挨拶

大晦日や元旦なんて所詮誰かが勝手に決めたもので、そんなものが存在しなければ、生活はこれからもずっと地続きで続いていくだけなのに、勝手に区切ってんじゃねえよ そういった旨のことをDJ松永がまくし立てて、すかさずR-指定が「お前みたいなやつのために…

ほんとうに雑記

朝食のときに、ホットココアを飲むことにハマっている。レンチンした牛乳に粉を溶かして作るやつ。わたしは朝から飲み物でテンションを上げようとする節がある。そしてハマるとしばらくはそればかり飲み続ける。去年の冬は、インスタントコーヒーを少量のお…

思い出の中を泳いでいる

来週こそはちょうど良い秋服を買うぞ、と毎週末に意気込んでは先送りにするのを繰り返しているうちに、もうすっかりコートが必須な季節になってしまった。 布団とシーツを早々に冬仕様に変えたら、気持ち良すぎて朝なかなか布団から出られなくなり、在宅勤務…

眠れNIGHT

もうちょっとカジュアルにこの場所に文章を残せるようになりたいなということを、特にここ最近、よく考えている。何をするにも考えすぎてしまう。ここに文章を上げること一つ取ってもそうで、揉めば揉むほど、時間を置けば置くほど、外に吐き出すことに躊躇…

心の中は落書きだらけ

とても目覚めの良い土曜日があった。 朝6時、びっくりするほどぱっと目が覚めた。目覚ましは鳴っていない。(そもそも予定がない休日だったのでセットすらしていない。)寝起きが良いと気分も良い、ということで、朝からなんだか特別なことがしたくなって、…

夏の名前

季節の終わりはいつも唐突で、急に冷たくなった外気に身体がまだ追いついていない。 朝の支度をしながら流し見していた情報番組から、「今日から学生は新学期ですが〜」というアナウンサーの声が聞こえてきて、そこで初めて、夏が終わったことを自覚した。8…

入道雲を見る前に

夏の夜に聴くミツメが本当に良くって、最近夜に外を散歩するときは毎回聴いている。水分量の多い、重ための夏の空気に、歌声とギターの音が溶け合って、身体を包まれるみたいな感覚になる。同時になぜだかどうしようもなく切ない気持ちになるのがたまらない…

「オトナ」

長い長い研修の日々が、いよいよ終わりに近づいている。つまり、私は7月も終わりを迎えようとしている今なお実務についていない状況にあるということなのだが、配属がどうしようもなく憂鬱だった私も、いい加減早く配属されたいという気持ちになっていて、む…

東京タワーの麓で形骸化したKPを見た

別に忙しかったというわけでもないんだけど、ここ1ヶ月なんとなく文章を書くことに気持ちが向かなかった。箇条書きでなら書けるかもと思ったので、記録的な感じで書き残します。 ◼️ 会社の同期からのご飯の誘いを2回連続で断ってしまう。めちゃくちゃ行きた…

羊羮のような闇

◾️在宅続きの毎日なので、天気がいい日は退勤後に夜一人で近所を散歩している。ずっと続けていると、季節の移ろいによる夜の空気の変化がわかってくる。具体的には、空気の温度、重さ、匂いみたいなものが違っていて、あと色味もなんとなく変化している気が…

開かない扉

最初の2週間の導入的な研修を終えて、また新しい種類の研修に入っている。前回は週1、2回のペースで出社日があったのに対し、今回の研修はフルリモートでやるらしい。しかも7月まで。7月の自分がどうなっているかなんて、今の自分では全く想像がつかない。 …

4/11の日記

会社に入って一週間が経った。学生最後の春休み、だらだらと冗長な日々を過ごしていたので、やることがぎっしり詰まった毎日は充実度がものすごくて、一週間がとても長く感じる。 そもそもパソコンの使い方がよく分からない、詰め詰めのスケジュールでやるこ…

巨大な渦巻き

会社に入って最初の休日が終わろうとしているこの時間にはてなブログを開いている。 新社会人最初の2日間は、あっという間のようにも、とてつもない長さだったようにも思える2日間だった。明日からまためまぐるしい一週間が始まると思うと、不安の波に飲み…

3/25の日記

大学生活は人生のモラトリアム期間だとはよく言うが、わたしの4年間はまさにそれそのものだったと思う。そんな大学生活を、今日の卒業式をもっていよいよ終えてしまった。 大学で学んだことが今後直接的に何かの役にたつ訳ではない、なんてことはこの学部を…

3/1〜7の日記

3/1 ファーストデーなので映画を観に行こうと思い立ち、キネマ旬報シアターに『燃ゆる女の肖像』を観に行った。柏駅に降り立ったのは初めてで、思ったより都会で驚いた。 柏には始まる2時間前に到着してしまい、先に映画館でチケットを購入した後、時間を潰…

深夜のラジオに救われる人生

まさかこんな気持ちになれるとは思わなかった。 夜な夜な、パソコンの画面で観た空気階段の単独ライブ『anna』。観終わった後、どうしようもなく胸がいっぱいになってしまい、思わず窓を開けて夜の空気を吸い込んだ。あれからだいぶ時間が経ってしまったが、…

2/24の日記

久しぶりに朝6時には起きて、久しぶりに丁寧にお化粧をした。近所に出かけるくらいならいつも省いてしまうマスカラ、最後に塗ったのはいつだろうか。 電車に乗るのも約1ヶ月ぶりだった。通勤時間帯であるにもかかわらず、2駅ほどで運良く座ることができた…

最後の春休み

学生生活最後の課題を提出し終え、ついに最後の春休みに突入している。とはいえこんなご時世なので特に出かける用事などはない。決まった予定といえば夜に塾講師のバイトに3時間ほど出向くくらいで、日中はとにかく時間が有り余っている。 前の記事でも似た…

さんぽの記録

飯田橋から竹橋あたりを歩いたときに撮ったフィルム写真を現像した。 まだこんなに寒くなる前の、いちばん心地よい季節の東京さんぽ。