最近のこと

新玉ねぎが好きすぎる。スーパーに出回っているうちにと思ってここ数ヶ月はほぼ毎週新玉ねぎを買ってしまっていた。ただ輪切りにしてオリーブオイルで焼いて塩をふったやつを気に入って、リアルに2日に一度くらいのペースで食べている。だんだんと野菜売り場で見かける頻度が減っていって、そろそろ食べ収めかと思うとちょっと寂しい。年中食べたい。近頃はとうもろこしが安くなりはじめていて、気づいたらもう、夏がそこまで来ている。

 


最近は、以前よりも仕事が楽しい。わかることが増えていくと、任されることも増えていく感じが楽しい。だから、仕事自体が楽しいというよりこれは、チームに貢献できているという実感を得られるようになったということに対する楽しさ、という感じだ。前までは、(まあ今もほとんどの場合はそうだけど、)何をするにもまずは一度人に教えを乞う必要があって、ハチャメチャ多忙な先輩の手をいちいち煩わせないといけないことに、どうしたって申し訳なさを感じてしまっていた。しょうがないことだとは思うんだけどさ。

任されることが増えていくということは、自然と労働時間も増えていくということで、今月はいつもと比べるとだいぶ残業をした。こういうふうに、タスク過多になっていくのだな、と、どう考えても忙しすぎる先輩や上司を見ながら思う。今いるプロジェクト、継続的にいろんな案件が降って来ていて、それはとてもありがたいことだけれど、この息つく暇のなさは、なんだか皿回しみたいだなと思う。このプロジェクトに入って、今月でちょうど1年になる。

 


5月の末、年休を取って、「さくらももこ展」を見にいった。わたしは、小学生の頃には母が高校生の時に買ったという『ちびまる子ちゃん』の単行本をセリフを覚えるくらいに読み込んでいたし、エッセイもほとんど読了済なので、たまらないものがあった。

正直今まで、「原画展」というものの良さがいまいちよくわかっていなかったのだが、今はわかるぞ。

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何度も見てきたさくらももこさんの字だ……!と興奮してしまった

 

ちびまる子ちゃん』の単行本に入っている「ももこのほのぼの劇場」というエッセイ漫画が、小学生の頃、特に大好きだった。子供の頃に感じていた、周りの大人は理解してくれない(気にしてくれない)ようなほんの些細な感情が鮮明に描かれていることに、子供ながらに感動していた。うろ覚えなのだが、例えば、父親(ヒロシ)が多くもらったお釣りをそのまま貰っているところを見て、警察に捕まらないかと本気で悩んでいた、というエピソードがあった気がする。(私も、父が「本当は絶対ダメだからね!」とか言いながら、信号を待たずに横断歩道ではない場所を渡ろうとするのが本当に本当に嫌で、不安な気持ちになっていたことがある。)

小学生ながらに、こんな大人がいるのだなと感動したのを覚えていて、私もさくらももこさんみたいに、今感じていることを大人になっても忘れないでいたいと思っていたことも思い出したりした。今度実家に帰ったら、久しぶりにちびまる子ちゃんを読もうと思う。

 

 

かなり前の話だが、4月に『14歳の栞』を見に行った。ずっと気になっていたけどなかなか見に行けず仕舞いだったので、再上映ということでなんとか滑り込んだ。

中学生の頃の私がインタビューされる立場だったら、なんて答えただろうということを見ながらずっと考えていた。あと、「中学時代」という、誰もが通る、人の人生にとっておそらく多大な影響を与える時期に直接関わっている学校の先生って、改めてすごい仕事だなとも思った。

 

 

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まードキュも見に行きました。

満員の映画館、これみんな大鶴肥満のこと見に来てる人たちなんだと思って嬉しかったし、ちょっと変な気持ちになった。

お笑いライブと同じように声を出して笑った。人生とは人との出会いだって、オードリーの若林さんが言っていたこと、本当にその通りだとこのドキュメンタリーを見ても思った。

 

 

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毎年咲くけど毎年写真を撮ってしまうでお馴染み、紫陽花。

近所のいたるところに紫陽花が咲いているこの季節が好きだ。散歩のしがいがある。

 

 

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6月あたまに岩手県を旅行した。写真は、新花巻駅から宮沢賢治童話村までの道のり。ただの歩道に黄色い花が並んで咲いていて、思わず写真を撮った。

花巻だけでなく、遠野と宮古にも行った。生粋の関東人なので、どこにいても山が見えるのにテンションが上がった。温泉と自然を摂取して、心がめきめき元気になっていくのがわかった。

 

時々こうやって心に栄養を補給をしながら、7月も日常を生き抜きたい。

もう7月て!